私立文系を卒業して国公立医学部再受験に挑戦する方のために

私立文系の大学を卒業した後に医学部再受験を志しました。2017年4月入学です。少しでもお役に立てれば幸いです。

数学①

いろいろ忙しく、スローペースな更新ですが大目に見て頂けると幸いです。

さて、ここから各教科についての具体的な情報に関して触れていきたいのですが、

はっきり言って、数学に関しては最後まで勉強の仕方が分かりませんでした。

1年半前に再受験に臨むにあたって、色々情報を調べましたが、私立文系から再受験を試みる方は大体の方が数学に苦戦されていたように思います。

恐らく大体の人は「じゃあ数学の勉強時間を多めにとろう」と考えると思います。

私もそう考えましたし、特に、私の場合、解の公式やたすきがけも危ないし、数学3なんて見たことも聞いたこともないという状況でしたので、随分と悩みました。

具体的な参考書に関しては次の記事で述べるとして、結局、私は結構な時間を数学に割いたにも関わらず、センター試験でも数学2Bが84点、数学1Aが81点という、はっきり言って国公立医学部受験者としては低い点数しかとれませんでした。

最初の悲惨な状況を考えればこの点数でも随分上がったのかもしれませんが、はっきり言って数学は報われない可能性が高い、一番怖い教科だという評判は私立文系卒業者にとってはその通りではないかと思っています。

一つの計算ミス、一つの問題の読み間違いで数十点が飛んでいく…

数学はそんな傾向が他の教科に比べてはるかに高いと思います。

私は数学で不得意な分野がいくつかあったので、それらに対してはセンター試験や2次試験で出ないでくれ!と神様に祈ることもありました笑

結局、数学に関しては、私は足を引っ張られる教科だと割り切って、他の人が6割の点数を取るなら5割でもいい、ただし、その分、他の教科で点数を取ろうと考えました。

これが合格に結びついたのではないかと今から振り返って思います。

当然、各大学の数学の難易度や傾向によっても左右されるので、そこらへんは各自で調整が必要な部分なのでしょうが、私立文系を卒業して入ろうとする人にとってはそもそも数学を他人よりもアドバンテージをとれるレベルまで引き上げることは効率が悪いのではないかと思います。