私立文系を卒業して国公立医学部再受験に挑戦する方のために

私立文系の大学を卒業した後に医学部再受験を志しました。2017年4月入学です。少しでもお役に立てれば幸いです。

数学④

参考書紹介は他の人にとって役に立つかと思うので出来るだけ早く終わらせたいです。

 

③基礎問題精講数学3 (評価:★★★☆☆)

白チャートが数学3まで終わらず焦っていた私は時間もないので薄そうだけどある程度の網羅性を持っているだろうし白チャートをやるよりは早く完成するだろうという期待を込めて基礎問題精講をやることにしました。

取り敢えず、例題の見よう見まねで練習問題を解き、納得のいかないところは白チャートで同じ箇所を扱った部分と見比べながら併用するというやり方でやっていたのですが、確かにある程度の基礎はついたかなという気がします。

ただ、ところどころに難しい問題が潜んでいたのと、1週したはずなのに印象が薄く、正直おススメかと言われると答えに窮してしまいます。

数学3はパターン問題が少し捻られて出題されるという特徴が他の科目よりも顕著だと私は思います。ですので、基礎を理解するのは勿論大事なのですが、基礎を身に付けたらすぐに2次試験レベルの問題に数多く当たりそれらの解法を良い意味で暗記していく方が戦略としては良いのかなと思います。

 

④合格る計算(評価:1A2B★★★★☆、3★★★★☆)

評判が良かったので購入しました。

どちらも基本的な事項から扱ってくれているので受験直前に使うよりは受験の前半~中盤で使用する参考書かなぁという印象です。白チャートより少し遅れて購入したので白チャートの良い復習になりました。

私のように数学が苦手で、しかもしばらくの間数学から離れていた人は計算だからといって舐めてかからずに数ページでもいいので毎日コツコツやると良いと思います。

ただし難しい問題がたまに混じっているので、小問の数が多すぎて嫌な場合や考えても分からない場合はどんどん飛ばして後で答えを確認するというやり方で私は良いと思います。

ちなみにセンター試験対策としても基本事項のおさらいで役に立ちました。

 

⑤数学重要問題集(評価:中途半端にやったため保留)

二次試験の直前1か月前くらいから志望する大学の頻出分野に絞ってやっていました。1冊に1A、2B、3までの問題が収められていて問題数が多いと私は感じたので、やるなら最低数か月前のもっと早い時期かなぁと思います。

問題レベルも2次試験としては適切でB問題で地方国立医学部程度はあると思います。

解説はそこまで親切ではないですが簡素でもなく普通の印象でした。

私は中途半端にこの問題集に手を出して中途半端なまま終わってしまったので、あまりこの問題集については多くを語れませんが、そこまで悪い問題集ではないと思うのである程度期間に余裕を持って志望大学の頻出分野の問題演習を積みたいという人はやってみても良いんじゃないかなと思います。