私立文系を卒業して国公立医学部再受験に挑戦する方のために

私立文系の大学を卒業した後に医学部再受験を志しました。2017年4月入学です。少しでもお役に立てれば幸いです。

生物②

もう前回のブログから半年近くも経ってしまいました。

大事な時期に更新できないで本当に申し訳御座いません。

年末から忙しくなり、このブログの更新から遠のいてしまいました。

今さら何を言っても言い訳になってしまうので続きを書いていくことにします。

 

⑦国公立標準問題集CanPass生物基礎+生物 (評価:★★☆☆☆)

数学でお馴染みのキャンパスシリーズです。やや厳しい評価になってしまいました。

解説の丁寧さを売りにしているのですが私には薄く感じました。

問題のレベルは中程度の難易度で適切なのですが中程度の難易度以上の生物の問題集で

は解説の手厚さが最も重要だと思います。

その意味でこの問題集を1周したのですが実力が上がった気がしませんでした。

 

⑧生物[生物基礎・生物] 標準問題精講 (評価:★★★★☆)

生物の勉強が完成に近づいてきたらやることをお勧めします。

問題のレベルは極めて高いですが、その分の解説の凄さは群を抜いています。

解説を読んでいて生物が本当に好きになりました。

とべた褒めしておいてなんですが、中堅国公立医学部までを目標にするのならばこの問題集はやる必要はないと思います。

私はやっていて本当に楽しかったですが、この本をやることによって合格に近付けたかというと少し考えてしまいます。

とにかく1問1問について深く考えなければならないので、東大、京大、単科医レベルを目指す人にはおススメできますが他を目指す人にとってはその分の時間を他の教科に回した方が総合的に点数が伸びると思います。

中堅国公立医学部までを志望だけどこの問題集に手を出したい方は余裕を持って二次試験の数ヶ月以上前に1日1~2問、最後まで出来なくても気にしない!という心持ちで取り組むのがおススメです。

 

⑨大森徹の最強問題集159問(評価;★★★★☆)

大森徹の最強講義と組み合わせて使うことが想定されている問題集です。

難易度は高めですが標準問題精講ほどではないし、論述問題も記号問題もしっかり入れてあるので中堅国公立医学部までを志望するのであればここまでで十分だと思います。

ただし解説がところどころ不足気味だったり、遺伝の分野が必要以上に手厚く難易度の高い問題が揃っていたりするのでそこは上手に飛ばしたりして使う必要があると思います。

 

以上の問題集と参考書を使って勉強を進めていきましたが、実はセンター試験や2次試験の前、私は問題をほとんど解いていません。

その代わり、私は「大森徹の最強講義117講」、「大学入試の得点源 生物」、「生物 知識の焦点」、「田部の生物基礎をはじめからていねいに」をひたすら繰り返し通読していました。

正直、生物の問題パターンは限られているのである程度問題集をやれば最後は憶えているか憶えていないかの勝負になってきます。

なので、最後の方はひたすら何回も何回もテキストを通読するだけで学力は維持できますし点数も伸びていくと思います。

次は、国語(現代文・古文・漢文)や倫理・政治経済の勉強法です。